先日行われた新人戦県大会女子団体戦の結果報告です。

西武台高校は人数不足で一年生3人ながら、見事に勝ち上がりました。
中でも3回戦（ベスト16掛け）は2回戦で強豪不動岡高校に逆転勝ちを収めた大宮東高校戦。県大会ベスト8シードを有していました。
不戦敗の宣告の後、中堅の福井は開始冒頭出鼻の諸手面で先制。さらに攻め立て、相手が手元を上げながら間合いを詰めてくるところで見事な引き小手で二本目。
副将の小谷田、攻め気と全身を使った試合運びで試合を有利に進め、引き分け。これもいい見事な仕事です。
大将の遠藤。実は先日練習試合で神奈川県個人ベスト8を撃破しました。上段相手に、得意の片手突きを中心に試合を進め、左小手で歓声とともに一本。会場や控えの審判から「もう一本取ったら代表戦だよね？」そんな声が聞こえてきたころ、片手突きが決まり、歓声に包まれながら勝負あり。
代表戦、西武台は遠藤。代表戦も果敢に攻め立て、遠藤の小手返し面が歓声とともに決まり、強豪大宮東に3人で挑み一本も取られずに5本の有効打突を取っての逆転勝ち。

続くベスト8掛け、奇しくも先日の男子の時と同じく川口北高校でした。結果は1人目の福井が一本勝ち、小谷田、遠藤が引き分けて敗北しました。なんとこの日西武台は一本も打たれていません。なお、3人で県大会ベスト16に上がったのは埼玉県の歴史上はじめてです。

これで西武台は男女アベック県大会ベスト16で新人戦を終えました

この三人は入学後数日で西部支部大会三位に輝きました。さらには今年一年間数々の練習試合、県外遠征を経て数々の強者と戦っただけでなく、初めて正月の茨城新聞社旗争奪全国選抜剣道大会にも出場しました。

西武台は中学時代県大会に行けなかった、県大会で勝ったことがない、こういう生徒が県大会で勝てるようになるのに最良の環境です。ぜひ高校で剣道を頑張りたいという方は学校にご連絡いただきまして、剣道部顧問青山までお願いします。

以下高体連の報道用試合結果をご参照ください。

https://saitama.koutairenkendo.jp/?action=common_download_main&upload_id=9568