11月1日(水)に、本校ではスタディフェスタが実施されました。これは、各学年が総合の時間で取り組んできた学習内容について、保護者や他の学年の生徒を招いて学習成果を発表するイベントとなっており、今年度が初の取り組みとなりました。

当日の朝には最終打ち合わせが実施され、グループごとに最終調整をしていたり、クラス・学年が1つのチームとなって最終打ち合わせをしていたりと発表をするための調整をしていました。生徒もとても気持ちが盛り上がっており、スタディフェスタが始まる前から発表会場に移動している生徒も何人もいました。

1年生の発表の様子。1年生は【生徒版学校説明会】として、西武台新座中学校をグループごとに深く調べ、学校紹介さながらのようにプレゼンテーションをしていました。学校の雰囲気や施設の紹介だけでなく、制服を実際に展示して説明しているグループもあり、ミニ学校説明会のような形になっていました。

2年生では、【自分の好きを職業で探してプレゼンテーションをしよう】というコンセプトを基に、好きなものが近いグループが集まって、好きなものから連想した職業について深く調べてプレゼンテーションをしていました。また、各グループごとに実際にその職業に就いている人へインタビューを実施し、さらに深く探求することで実際の職業の雰囲気や必要な経験・スキルを生徒自身が知るきっかけともなっていました。

3年生は【オーストラリアの調べ学習】として、オーストラリアに関する調べ学習のプレゼンテーションを実施していました。3年生の企画は、プレゼンテーションだけでなく、実際にオーストラリアで人気の遊びを作成したり、人気のお菓子を作って試食をしたりなど、観覧者が体験する活動がとても多く、盛り上がっている場面も多くありました。オーストラリアでどのようなことを学んでくるのか、今からとても楽しみです。

最後に、2年生と3年生の学年代表者がプレゼンテーションを保護者の前で実施していました。代表者らしく、調べている内容や企画がとても深く掘り下げられており、頷きながら聞いている保護者の方も多くいました。

スタディフェスタでは、総合で取り扱ってきた内容を全体でプレゼンテーションする場として今年は企画しました。人前でプレゼンテーションをしたり、資料を作成したりする力はこれからの学校生活や社会に出るときにとても役に立つものだと思います。このような経験を通して、社会的スキルを多く身につけて欲しいです。