7月13日から7月15日の2泊3日、第二学年【アメリカンサマーキャンプ】が行われます。
英語圏に暮らす英語母語話者と英語だけで過ごす校外学習です。これまで学んできた英語力を活かす場であると共に、異なる人種の人々と協同して課題を解決していく事に挑戦する貴重な機会です。
二年間で培った「たくましい人間力」を発揮し、大いに活躍してください。
出発当日参加する生徒・教職員達は全員無事に集合し、元気に出発しました。
アメリカンサマーキャンプはAC(アメリカンカウンセラー)と一緒に英語のみの環境下で交流を楽しみます。様々なレクリエーション、英語のゲームを通して生徒たちはこれまでに身につけた西武台式英語を多量にアウトプットしていきます。
まず初めは自己紹介(My Story)、家族のこと、日本の昔話、世界の童話などのテーマを1つ選び、英語で話す練習をACと一緒にします。
One Minute Drillでは日常会話に役立つフレーズや、キャンプ生活で有益な英文を1分間でどれだけ多く言えるようになるかのコンテストを行います。1番多く言うことができた優秀者は英語会で表彰します。
最終日に行われるCamp Skitの練習では5~7人程度のグループに分かれ、日米の日常生活・学校生活・キャンプでの体験・映画のワンシーン・日本の昔話などから英語寸劇をACと一緒に作ります。どのグループも最終日の発表が楽しみです。
夜にはCamp Fireを行いました。アメリカ式のキャンプファイヤー。マシュマロを焼いて食べたり、アメリカのゲームや歌を一緒に歌ったりします。
英語を話し、外国の人達とコミュニケーションをとることを通じて、更にたくましい人間力を身につけよう。2日目のアメリカンサマーキャンプも頑張りましょう。
2日目のアメリカンサマーキャンプも全員が10分前に集合場所に集まり、各ACの方々と英語でコミュニケーションをとっていました。朝食中も5~6人程度の小グループに分かれ、様々なトピックについて話し合い英語での説明力・リスニング力を養います。
One Minute Drill終了後の午前中の活動は、ハイキングを行い場所を河口湖畔へ移動し、ACと一緒にゲーム(Hangman,Heads Up 7-Up)・スポーツなどを楽しみました。天候にも恵まれ、とても良い屋外での活動でした。
もちろん最終日に行われるMy StoryやCamp Skitの大会で優秀賞を獲得すべく班ごとに各々が練習を徹底しています。どの班もACと学年のメンバーと共に頑張って練習しています。
午後の後半の活動ではAmerican Carnivalが開催されました。アメリカのカーニバル(お祭り)を再現し、ACによるバルーンアニマル・水風船投げ・椅子取りゲーム・フェイスペイント・輪投げなどを楽しみました。
夕食後は各グループに分けれGroup Discussionsを行いました。日本とアメリカの年間行事・相違点・学校生活の違い・食事・スポーツなどについてお互いの意見を述べることで積極性、会話力、リスニング力、語彙力、及びアメリカと日本の文化の相違点について知識・理解を高めることを目的としました。
2日目の夜にはDance Partyが開催されました。ACや生徒同士、一緒にダンスを楽しむことで、お互いのフレンドシップを更に促進しました。音楽やダンスを通してアメリカの文化も学ぶことができ、更に強い両者の絆を結ぶことができました。最終日には別れが恋しくなるくらいの強い友情が築けていることでしょう。
3日目も天候に恵まれました。快晴の中、英語のラジオ体操の後はACの方々と西武台体操を行いました。
最終日のメインイベントのうちの一つ、生徒一人ひとりが行うMy Story。どの生徒も準備した内容をしっかりと発揮することができました。予選を勝ち進んだ代表者10名の発表はとりわけ素晴らしい成果でした。
最後はサプライズで英語科の上村教諭によるドイツ語と英語でのMy Storyの披露がありました。
後半のCamp Skitではグループになり各組がオリジナルの劇を披露します。台詞や内容、全てにこだわりを見ることができました。グループの仲間と協力して全ての班が劇を成功させました。
それぞれの成果に対して優秀な生徒たちには表彰が行われました。選ばれた皆さん、おめでとうございます!(下記に載っている生徒以外にも表彰された生徒たちは存在します)
最後には各クラスの代表が3日間お世話になったACの方々へ英語でお礼をつたえました。
引率責任者の河野学年主任も英語でお礼と想いを伝えました。
3日間を振り返り、生徒達もACの方々の表情も笑顔と涙で溢れていました。
皆で集合写真を撮り、西武台新座中学校へ向かいます。車内からも外からもお互いに手を振り合っています。ACの方々は走って見えなくなるまで手を振り続けてくれていました。
2泊3日間という短い期間ではありましたが、生徒たちにとってはとても貴重な経験をすることができた密度の濃い3日間のアメリカンサマーキャンプであったに違いありません。