オーストラリアからの留学生【日本文化体験】
- 学校情報
本校の全中学3年生が毎年約2週間の留学をするオーストラリアの学校(オーストラリア人間力研修)から、日本語を専攻している学生と引率教員が本校にやって来ました!
開校式では1学年から3学年の全中学生とオーストラリアからの学生たち、そして引率教員の先生方が初顔合わせをしました。
各教室では担当の教員と生徒たちが、現地校での1日の様子と放課後の様子などを話してくれました。来年の3月には新中学3年生がオーストラリアの学校へ行き、英語・文化等を身をもって体験します。実際に通学・通勤している方達の話を聞けて、より具体的な人間力研修(短期留学)のイメージができたのではないでしょうか。プレゼンテーションの後には多くの質疑応答が行われました。
昼食は日本の給食です。配膳の経験がないオーストラリアの人達にとっては初めての体験でした。彼らをリードする在校生、英語に加えて身振り手振りを交えながら一緒に並びます。
会話はもちろん英語です。初めは緊張していた生徒たちも一緒に食事をしながら徐々に打ち解け、自然と笑顔が増えてきます。
午後の日本文化体験1つ目は【書道】の授業です。指導者は本校の国語科嶋津教諭。日々の授業でも書道を行っており、有段者でもあるので指導も的確です。
先月の3月に実際にオーストラリアの現地校へ通った生徒達もお昼休みの時間や2者面談の合間をぬって駆けつけてくれました。久しぶりの再会にとても嬉しそうでした。
完成した作品を掛け軸に張り付けてお土産としてプレゼントしました。日本文化交流を通じてまた一歩、日本とオーストラリアの距離が縮まったような気がします。
午後2つ目の日本文化体験の授業は【茶道】です。指導者は茶道部顧問の大塚(数学)教諭です。彼女もまた有段者でありオーストラリアの学生たちから茶道マスターと呼ばれるほどの腕前です。普段は着物を身に付け指導にあたるのですが、この日は授業の合間をぬって参加してくれました。
初めて体験したお茶のたて方や職人さんが一つひとつ手作りをしたお菓子に感動をしたオーストラリアからの留学生たち。2つの日本文化体験を通じて私たち日本人の文化とホスピタリティを感じ取ってくれました。
最後には小林副校長から参加生徒一人ひとりに修了書と記念品が授与されました。
引率責任者の日本語教諭からは、初めて西武台新座中学校へ来て色々な体験ができた事を心より感謝している。そして周到な準備そして細部に宿るおもてなしの心に感動をしたという暖かいお言葉を頂きました。そして、こういった交流を継続的に行い更に関係を深めていきたい。という未来を見据えていたお話でした。今後、西武台新座中学校とティンデールスクールはより一層強い繋がりをもった学校になるだろう。
各学年ごとに集合写真を撮りました。この後はオーストラリアの生徒たちは在校生の生徒と一緒に帰宅して、日本人の生徒たちはホストファミリーとしてオーストラリアの生徒を迎え入れました。
【3月のオーストラリア人間力研修(約2週間)の様子はこちらからご覧いただけます】
いくぞ世界へ西武台!【オーストラリア人間力研修】前編
いくぞ世界へ西武台!【オーストラリア人間力研修】後編
いくぞ世界へ西武台!【オーストラリア人間力研修】完結編 〜日本とオーストラリアの絆〜