いくぞ世界へ西武台!【オーストラリア人間力研修】完結編 〜日本とオーストラリアの絆〜
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オーストラリア人間力研修も終盤に向かってきました。完結編 〜日本とオーストラリアの絆〜では、総合学習の授業とグローバルの授業で準備してきた日本紹介のプレゼンテーションの様子、ホストファミリーとのお別れの様子、そして出国までの様子を掲載します。(インターネット環境によってはアップが帰国後になりますが、お楽しみください。)
最終日のミーティングポイントでは今日で最後のバディーに向けて頑張って英語で手紙を書いている生徒もいます。スマートフォンの辞書機能を使ったり自力で今までの思いを伝えています。
日本文化紹介(お別れ会)の準備風景です。3グループがプロジェクターとスクリーンを使い、そして5グループが個別ブースを作って各グループで作った作品を披露します。日本食のお茶やお菓子の紹介準備をしたグループはホストファミリーに自作のレシピ本を渡し、それをもとに一緒に料理をしました。1年間かけて準備した成果を全グループが発表しました。
英語版人生ゲームを作成したグループです。人生ゲームの中で日本を紹介しています。もちろんゲームで得られるお金は円です。
神経腫弱形式のゲームで日本文化を紹介します。ルールの説明が大変ですが、事前に準備をしたiPadの資料を駆使してコミュニケーションを取ります。運営の人数が足りない時にはプレゼンテーションをするグループや家庭でお菓子を作ったグループの子が助けに入ります。指示されるのではなく、仲間を想い自主的に協力しあっていました。
カルタ(アルファベット版)を作成し日本文化を紹介します。A=Anime等を盛り込み中学1年生(現地では7年生)でも楽しめる内容に工夫しています。日本人の生徒たちとどちらが多く取れるか勝負もしています。
折り紙で鶴を作るグループです。 事前にiPadに入れていた作り方紹介では人手が足りず、先生達も入り作り方教室が開催されました。時間内に作り終わらなかった生徒は悲しそうにその場から離れませんでした。折り紙をプレゼントし、折り方の説明を紹介したiPad内にある作り方紹介のデータを後日、日本語担当の教諭に送り、現地の日本語の授業で続きをしてくださることになりました。
iPad上に動画編集を加え写された映像の一部
日本の生活様式(1日の様子)をiPad上にまとめたグループです。日本の学校の様子、コンビニエンスストア、そして回転寿し等を紹介しました。はじめは1台のiPadで紹介をしていたのですが、興味津々な生徒たちの為に、グループで共有していた映像データをフル活用です。
カラオケ(KARAOKE)について紹介したグループです。日本のカラオケボックスの外観・内装やそこで友達同士で歌っている様子を紹介し、最後には日本で流行っている歌、そしてそのダンスを披露しました。とても盛り上がり、会場が一体となりました。プレゼンテーション終了後には踊りを習いにくる現地の生徒も大勢いました。
日本のゲームについて紹介したグループです。けん玉等の伝統的なゲームからヨーヨー等の近年流行ったゲーム、そしてスマートフォンやコンピューターを用いたゲームの紹介等、多彩なゲームの紹介をしてくれました。プレゼンテーションの前には各グループ英語で挨拶をし、進行も英語で自分たちで行いました。素晴らしい成果です。
サイン文化である海外の人達に対してハンコの文化である日本について、そのハンコが伝わってきた歴史背景や作り方(オリジナル判子)を紹介して実際に押してみせるプレゼンテーションを披露しました。
またこのグループは羽子板について説明し、実際に実演をした後に現地校の生徒から2名を選出し簡単な試合をしました。勝者には彼らが作った手作りの羽子板をゲットできると真剣勝負が行われました。
最後には、生徒一人ひとりに校長先生から修了書と現地校のグッズ等がプレゼントされました。約2週間の成果が修了書として手渡されました。皆さんおめでとうございます!
最後にはサプライズで、参加した先生たちにもプレゼントがありました(修了書の代わりに週末に行われた50周年記念のキーホルダーを頂きました)。校長先生とはこれからも継続してお互いの学校を(ホームステイを含む)留学先とし、事前指導で行ったSkypeを使った交流ももっと頻繁に行い、そしてお互いの留学生が現地校へ行った際には引率教員がアシスタントテーチャーとして現地校でプレゼンテーションする事を約束し学校を後にしました。
2回目の土日をホストファミリーと過ごし約2週間のオーストラリア人間力研修が終了しました。涙を流したり、別れるのが恋しいと思えるくらい内容の濃いホームステイであったのでしょう。
研修期間中は3年間共に過ごした友達の大切さ、そして日本で暮らす家族の大切さに気づいた研修であったと思います。プレゼンテーションではICT活用能力、現地校の生徒やホストファミリーとの会話では英語力やコミュニケーション能力、そして2週間の生活の中では人間力が更に磨かれた2週間でありました。