いくぞ世界へ西武台!【オーストラリア人間力研修】後編
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オーストラリアでの研修も2週目の後半に入りました。生徒たちからは「英語が聞き取れるようになった!」「このままの英語力を日本でも維持するにはどうしたらいいですか?」「自分の意見が英語で通じた!」等オーストラリアでの生活に慣れてきた事が感じられる声を耳にします。
後半のブログでは、現地の人々との触れ合いの様子、動物園への遠足の様子、引率している日本人教諭が日本語の授業でアシスタントティーチャーとして登場している様子、そしてバディーとの授業風景をアップしていきます。
オーストラリアではインターネット回線が1日100MB以下という規定や土日にはインターネット回線が使えない環境下にありますので、掲載予定の変更があります。
生活に慣れてきた生徒たち。撮った写真をホストブラザーと見ながらコミュニケーションをとっています。
点呼をとってくれる現地の先生との英語のやり取りも様になってきました。How are you? I am ~.では終わらなく昨夜の出来事など会話が進んでいきます。
コアラと触れ合う機会がありました。日本ではコアラを触るチャンスが少ないので皆並んで撮っていました。
買い物も英語でやり取りをします。レジに並ぶ姿は不安そうでしたが、実際に家族や自分へのプレゼントを買うことができ、達成感と満足感を得られた生徒たちでした。
オーストラリアでは授業後にミーティングポイントという場所でホストファミリーのお迎えを待ちます。その間は僅かな別れを惜しむかのように日本人の友達同士で話をします。各家族が迎えに来るとそれぞれが帰路に立ちます。
現地では日本語教育も積極的に行われています。オーストラリア人間力研修の前に行ったSkypeを通じての事前交流を担当してくださった先生の授業に参観しました(引率教員)。
iPadを用いてひらがなの書き順を含めた学習、音声機能を使った発音の指導が行われていました。
最後には日本人引率教員の2人がアシスタント・ティチャーとして登壇しました。事前に授業内容を現地校の先生と打ち合わせをし「3.11 地震と津波 について」プレゼンテーションをしました。
田山教諭が実際に震災から2年後、ボランティアの一員として石巻市へ行った時の経験、その時の思いや現状をスライド形式で発表しました。栗原教諭がその内容を英語で生徒たちに通訳をしました。日本人からの生の声を聞き、泣きそうになってしまう生徒や被災した建物の写真から目を背けてしまいそうになる生徒もいました。
4月に西武台新座中学校・西武台高等学校を訪問し、日本のホストファミリーに入る予定であるオーストラリア校の生徒たち。その後は東北へ行き、実際のボランティア活動をする予定です。とても日本に対して友好的であり、今後さらに仲が深まりそうです。
学校に通っている日の午後は、バディー(相棒)が受けている授業を一緒に受けます。クラスの一員となり授業に参加します。
英語(日本の学校では国語に該当)の授業を受けている様子
数学(代数学)の授業を受けている様子
数学(幾何学)の授業を受けている様子
5教科以外の技術や美術も受けます。他教科の先生やバディーによっては写真撮影の許可が出なかったものもあります。
お昼休み、午後の授業を共にしてきたバディーとも明日で最後です。最終日には1年間、総合の授業で準備してきたプレゼンテーション披露の会がります。皆で楽しみましょう。