西武台剣道部は先日慶應義塾大学日吉キャンパスで行われた第88回早慶対抗剣道試合(通称早慶戦)を観戦しました。
　
　早慶戦は私大の雄、早稲田大学と慶應義塾大学の剣道部が毎年秋に行う20対20の団体戦です。
　大学剣道の定期戦の例は、「日中明定期戦」、「世田谷六大学定期戦」等多くあります。中でも早慶戦は大正14年(1925年)を第一回に数え、途中戦後のGHQの剣道禁止令、コロナウイルスの中止等を経ておよそ100年続いている日本最古の定期戦です。

　西武台剣道部は主顧問青山(平成28年早大剣道部卒業)の母校を応援しました。会場である日吉記念会堂は入学式や卒業式を行うような由緒ある場所であること、両大学の応援部によるエール交換による盛り上がり、応援に駆け付けた早慶OBの白熱した応援、審判はすべて日本を代表する八段の先生方であること、そして何よりも両校の威信をかけた試合ぶりから異様な雰囲気が立ち込めていました。

　応援の甲斐あって早稲田大学が勝利をつかみました。こぶしを握り締めながら都の西北を歌う早大剣道部、OBの姿を見て、生徒は戸惑い、圧倒されていました。一方でこれから新人戦が始まる、次は自分の番だと意気込んでいた生徒も多いと思います。

　剣道でいろんな景色を見ることが出来る。西武台高校剣道部の一つの特徴かと思います。

　以下に西武台剣道部の活動報告として、主な今年度の練習試合、遠征の相手を掲載しておきます。ご覧ください。

東京都　　新渡戸文化高校　東海大菅生高校　都立上水高校　都立富士高校
神奈川県　鎌倉学園高校　小田原高校　大和南高校　
千葉県　　安房高校　大船高校　市立習志野高校　市立柏高校　幕張総合高校　
　　　　　日大習志野高校　専修大学松戸高校
栃木県　　文星女子高校　鹿沼高校　作新学院高校　
茨城県　　那珂高校　
群馬県　　東農大二高校　沼田女子高　沼田高校　
長野県　　長野商業高校　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上抜粋